トムとジョニーの名作劇場3〜S(凄く)F(フィクション)編〜
2007年11月5日ジョニー:「こんにちは。今日のテーマはSFです」
トム:「サイエンス・フィクションね」
ジョニー:「バカッ!そこはスーパー・ファミコンとか言ってボケろよ」
トム:「ボケるかよッ」
ジョニー:「今日の話は、何が面白いかって言うと、俺たちSFについてほとんど知らないのにそれをテーマにしちゃうことです。マジ超ウケル」
トム:「ぜんぜん笑えないよ。なんでこのテーマを選んだんだよ」
ジョニー:「黙れッ!ほかに書くことが無かったんだよッ」
トム:「逆ギレかよっ」
ジョニー:「一口にSFと言っても、タイム・トラベルもの、宇宙旅行もの、ロボットものといろいろ分類できると思います。本当にこういうジャンルわけをしているかどうか知らないけど」
トム:「いい加減だなぁ」
ジョニー:「ドラゴンとか妖精とか魔法使いとか、児童文学に出てくるような空想物語は、大人になるにつれてフィクションだって分かってしまうけど、SFのフィクションは遠い未来に実現しているかもしれないんだよね。」
トム:「確かに、映画で例を挙げるとマトリックスみたいに人間の脳に電極差して仮想世界を体験させたり、アイ・ロボットみたいに人工知能搭載の二足歩行のロボットと共存して生きる時代が来るかもしれないね」
ジョニー:「二足歩行のロボットは案外近い未来かも知れないな」
トム:「時々、ニュースで見るけど、普通に人間の言葉に対応できていたよね。挨拶したり。」
ジョニー:「それだと今時の若い者以上じゃないか?!」
トム:「そんな厭味言うなよ。つーか、若者は挨拶できないなんて偏見だぞ」
ジョニー:「まぁ、ロボットはそういう風にプログラムされているだけ、だけどね。むしろ反抗することが人間らしい。僕たちは貴方たち(大人たち)の言うことを何でも聞くロボットじゃないのです。」
トム:「それは反抗期のただの言い訳だよ。」
ジョニー:「もう、パパの下着と一緒に洗濯しないでっていつも言っているでしょッ!」
トム:「お前は反抗期の女子かッ」
ジョニー:「ガオーッ」
トム:「もう意味分からないよッ」
ジョニー:「悟れよッ、反抗期のドラゴンだろうがッ」
トム:「分かるかッ!SFをテーマにしているのにファンタジーを持ってくるなッ」
ジョニー:「前から疑問に思っていたのだけど、ドラゴンはファンタジーで、地球外生命体、いわゆる宇宙人やエイリアンはSFなんだよね?」
トム:「そう、なのかな?宇宙船を作ること、それが宇宙に行くことは科学技術って感じだよね。で、宇宙に出たがためにエイリアンに襲われ、化学兵器を使って戦うあたりは空想科学なのかな?」
ジョニー:「じゃあ、ゴジラ系のシリーズは。あれは自衛隊らしき部隊が戦っているからSF?」
トム:「???」
ジョニー:「メカゴジラとかかなりSFだよね。アイ・ロボットという二足歩行型のロボット映画はSFだと言ったけど、鉄人28号とかガンダムと言った巨大ロボットアニメーションはSFなのかな?」
トム:「う〜ん、SFかな?」
ジョニー:「まぁ、面白ければぶっちゃけジャンルなんてどうでもよいのだけどね。」
トム:「だったら長々とこんな会話続けるなよ」
ジョニー:「SFの面白さは、今まで言ってきたようなありそうでありえない、奇想天外の設定が面白いのだけど、その状況下での人間ドラマが面白いと俺は思うのだよね」
トム:「ほ〜」
ジョニー:「ボケ無しの真面目な話で、例えば、小川一水さんの老ヴォールの惑星(ハヤカワ文庫)に収録されている『漂った男』。偵察機の墜落により、惑星パラーザにたった一人で不時着した男が主人公の話なんだよね。(注:本のタイトル、老ヴォールの惑星とはまた違う惑星の話です)」
トム:「ふむふむ」
ジョニー:「あらすじを言うと、タイトル通り(海を)漂うわけ。地球との通信機で交信は出来るけど、8億平方キロの海原に着水しちゃったから自分を特定するものが無いという状況。助けに来てくれとは言えるけど、具体的にその惑星のどの部分にいるとまでは説明できないわけ。周り全部海だもの。」
トム:「だから漂うわけだね」
ジョニー:「で、その惑星にはエイリアンとか全く出てこず、本当にただ漂うだけなんだよね。そういう状況だからこそ、孤独、退屈、友情などの人間の感情が際立って描かれているというか・・・。」
トム:「なるほどね」
ジョニー:「実は俺も今、SF小説を書いているのだよね。」
トム:「おぅ!それは凄いな?!どういうの?」
ジョニー:「舞台は今から300年後の日本のとある高校。ロボット産業が発達し、普通にロボットが人間みたいに働いているわけ。」
トム:「さっきから何度も出てる映画のアイ・ロボットみたいな世界観だね」
ジョニー:「とある高校の化学の教師もロボットなんだよ。」
トム:「え?子供はロボットに教育されるわけ?う〜ん、俺は少し抵抗があるな」
ジョニー:「で、そのロボット先生は授業中に生徒にこう言うのだよ」
トム:「うん」
ジョニー:「砂糖と塩を合わせると中和されて水になります。だから糖分を取りすぎたら塩分を多く摂取しましょう」
トム:「ハァ?何それ。」
ジョニー:「サイエンス・フィクション(科学の知識に関する嘘)」
トム:「くだらないこと言うなッ」
トム:「サイエンス・フィクションね」
ジョニー:「バカッ!そこはスーパー・ファミコンとか言ってボケろよ」
トム:「ボケるかよッ」
ジョニー:「今日の話は、何が面白いかって言うと、俺たちSFについてほとんど知らないのにそれをテーマにしちゃうことです。マジ超ウケル」
トム:「ぜんぜん笑えないよ。なんでこのテーマを選んだんだよ」
ジョニー:「黙れッ!ほかに書くことが無かったんだよッ」
トム:「逆ギレかよっ」
ジョニー:「一口にSFと言っても、タイム・トラベルもの、宇宙旅行もの、ロボットものといろいろ分類できると思います。本当にこういうジャンルわけをしているかどうか知らないけど」
トム:「いい加減だなぁ」
ジョニー:「ドラゴンとか妖精とか魔法使いとか、児童文学に出てくるような空想物語は、大人になるにつれてフィクションだって分かってしまうけど、SFのフィクションは遠い未来に実現しているかもしれないんだよね。」
トム:「確かに、映画で例を挙げるとマトリックスみたいに人間の脳に電極差して仮想世界を体験させたり、アイ・ロボットみたいに人工知能搭載の二足歩行のロボットと共存して生きる時代が来るかもしれないね」
ジョニー:「二足歩行のロボットは案外近い未来かも知れないな」
トム:「時々、ニュースで見るけど、普通に人間の言葉に対応できていたよね。挨拶したり。」
ジョニー:「それだと今時の若い者以上じゃないか?!」
トム:「そんな厭味言うなよ。つーか、若者は挨拶できないなんて偏見だぞ」
ジョニー:「まぁ、ロボットはそういう風にプログラムされているだけ、だけどね。むしろ反抗することが人間らしい。僕たちは貴方たち(大人たち)の言うことを何でも聞くロボットじゃないのです。」
トム:「それは反抗期のただの言い訳だよ。」
ジョニー:「もう、パパの下着と一緒に洗濯しないでっていつも言っているでしょッ!」
トム:「お前は反抗期の女子かッ」
ジョニー:「ガオーッ」
トム:「もう意味分からないよッ」
ジョニー:「悟れよッ、反抗期のドラゴンだろうがッ」
トム:「分かるかッ!SFをテーマにしているのにファンタジーを持ってくるなッ」
ジョニー:「前から疑問に思っていたのだけど、ドラゴンはファンタジーで、地球外生命体、いわゆる宇宙人やエイリアンはSFなんだよね?」
トム:「そう、なのかな?宇宙船を作ること、それが宇宙に行くことは科学技術って感じだよね。で、宇宙に出たがためにエイリアンに襲われ、化学兵器を使って戦うあたりは空想科学なのかな?」
ジョニー:「じゃあ、ゴジラ系のシリーズは。あれは自衛隊らしき部隊が戦っているからSF?」
トム:「???」
ジョニー:「メカゴジラとかかなりSFだよね。アイ・ロボットという二足歩行型のロボット映画はSFだと言ったけど、鉄人28号とかガンダムと言った巨大ロボットアニメーションはSFなのかな?」
トム:「う〜ん、SFかな?」
ジョニー:「まぁ、面白ければぶっちゃけジャンルなんてどうでもよいのだけどね。」
トム:「だったら長々とこんな会話続けるなよ」
ジョニー:「SFの面白さは、今まで言ってきたようなありそうでありえない、奇想天外の設定が面白いのだけど、その状況下での人間ドラマが面白いと俺は思うのだよね」
トム:「ほ〜」
ジョニー:「ボケ無しの真面目な話で、例えば、小川一水さんの老ヴォールの惑星(ハヤカワ文庫)に収録されている『漂った男』。偵察機の墜落により、惑星パラーザにたった一人で不時着した男が主人公の話なんだよね。(注:本のタイトル、老ヴォールの惑星とはまた違う惑星の話です)」
トム:「ふむふむ」
ジョニー:「あらすじを言うと、タイトル通り(海を)漂うわけ。地球との通信機で交信は出来るけど、8億平方キロの海原に着水しちゃったから自分を特定するものが無いという状況。助けに来てくれとは言えるけど、具体的にその惑星のどの部分にいるとまでは説明できないわけ。周り全部海だもの。」
トム:「だから漂うわけだね」
ジョニー:「で、その惑星にはエイリアンとか全く出てこず、本当にただ漂うだけなんだよね。そういう状況だからこそ、孤独、退屈、友情などの人間の感情が際立って描かれているというか・・・。」
トム:「なるほどね」
ジョニー:「実は俺も今、SF小説を書いているのだよね。」
トム:「おぅ!それは凄いな?!どういうの?」
ジョニー:「舞台は今から300年後の日本のとある高校。ロボット産業が発達し、普通にロボットが人間みたいに働いているわけ。」
トム:「さっきから何度も出てる映画のアイ・ロボットみたいな世界観だね」
ジョニー:「とある高校の化学の教師もロボットなんだよ。」
トム:「え?子供はロボットに教育されるわけ?う〜ん、俺は少し抵抗があるな」
ジョニー:「で、そのロボット先生は授業中に生徒にこう言うのだよ」
トム:「うん」
ジョニー:「砂糖と塩を合わせると中和されて水になります。だから糖分を取りすぎたら塩分を多く摂取しましょう」
トム:「ハァ?何それ。」
ジョニー:「サイエンス・フィクション(科学の知識に関する嘘)」
トム:「くだらないこと言うなッ」
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