卓球

2003年8月20日
 学校の補習が終わった後、担任に用事があった僕は職員室、物理教室(物理担当のため)、体育館(バスケ部顧問のため)、グランド(サッカーが好きという噂を得ていたため)と回ったのですが担任はどこにもいません。「30分後にまた職員室に行ってみるかと」考えたのですが、そこで問題なのがその30分をどうやって過ごすかッ!なんと塾の宿題をやってない上に家に忘れたのです。忘れたというか担任の用事を早く終わらせて早く帰り早く宿題をして早く軽い食事を済ませ早く歯を磨いて早く塾に行く予定だったのです。それが担任が見つからないことにより僕の『早く計画』がいきなり狂ったのです。「もうどうにでもなれ」と僕は現実逃避をして柔剣道場に行きました。柔剣道場に僕の友達のY君がいることを事前に知ってたのです。Y君とは僕の同級生で卓球部のキャプテンであり、なんでお前はクラブをしているのだッとY君に対して思いつつ僕も一緒に卓球をしました。あ、一応説明しておきますけど、柔剣道場という柔道と剣道をするためにあるような名前なのに卓球部もここで練習をしています。
 まず、第一回戦が一年生少女。 Y君がその子に言うには「僕に勝てればその辺の1年生に勝てるレベル」との事。「僕はこう見えても中学校のときは陸上部に入部しようか卓球部に入部しようか本気で迷った男だぞ」と警告をしておき、いざ勝負です。これはもう、お互いの技で点を入れるというよりも相手のミスで点が入っていく感じです。ミスるたびに「あ、ゴメン・・・」などと言うものだから、僕は卓球から礼儀作法を会得したという感じです。
 第2回戦Y君。「お前なんかうちわで上等よ」と彼はうちわで卓球をしだしました。うちわだとピン球が僕のところまでたわないので次に取り出したのがポリバケツの蓋。意外とそれが入るのです。さらに調子にのったY君が持ってきたのが、おもり(正式名称分かりません。重量挙げで選手がウムムムムと持ち上げる棒ではなく、その横についている円形のおもり。確かY君のは10kg)です。それを振り回し、「腕が疲れた〜」と言ってましたが当たり前です。最終的には本気を出すかと言い、自分のラケットを持ってきました。まぁ、最初は遊び程度にゆっくりと続けて打ち合ってたのですが「これをとったら凄い」とピン球に回転をかけてきました。Y君はカーブにシュートにバックスピンと左右後にボールを操れます。が、回転の弱点を言えば放物線運動のいかにも『高速スマッシュッ』が打てそうなフンワリした動きなのです。「フッフッフ、見切った。この玉は右に曲がる」と呟きながら体を曲がる方行に持っていき、スマッシュの体制に入りました。そしておもいきりラケットを振ったのですが見事にスカリました。でも、見切るだけでも凄いのですよ。ナイス選球眼。まぁ、何度もするうちにスマッシュは無理ですが、ある程度は普通に打ち返せるようになりました。そうすると今度は相手もスマッシュを打ってくるわけです。「ゴメン、つい癖で」と何度もわざとやってきました。これがかなり速いのです。目では見えるのですが体が反応しきれません。スマッシュを打てるようにそして取れるようになるのが今後の課題です。
 1年生少女(僕と試合をした子とは別の人)とY君の練習風景を見たのですが、やはりレベルが違います。まず、玉の速さ、それにコントロールのよさ。Y君自信も久々に卓球をするらしく、多くミスをしていたので僕はやじりまくりました。ハイ、いけない子です。
 卓球は意外と運動量も多く、今僕は心地よい疲労感を味わってます。熱い風呂に入ってギンギンに冷えた牛乳を飲んで早く寝たいです。

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西

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