苦悩する日々

2005年6月24日
かなり不器用なので全く炊事・掃除など全く出来ないにし〜です(女の子にもてよう作戦第二弾!自分の駄目さを前面アピールすることに作戦第一段階よりもかなり母性本能をくすぐる作戦です。)

クラブ活動のため帰宅がいつもより遅い日、次の電車まで30分近くあります。小腹が空いていても帰るまで我慢するかコンビニでパンを買う程度なのですが、今日の僕は違いました。たまにはファーストフード店に行こうと思い、ハンバーガーショップに寄ったのです。
店内はほんの数組のお客さんがいるだけで、静かなものです。小説家としてはこういう場所で、少しばかり苦悩する表情を浮かべながら物語の構成を考えたいものです。わざわざ苦悩する表情を浮かべるのは、なんだかその方が小説家らしいと思うからです。
しかし、会社帰りらしき男女8名の人々たちによって静かな雰囲気はぶち壊されました。2つの4人テーブルを無理やりくっつけて座る8人。酔っ払っているわけでは無いと思うのですが、やたらとテンションが高く、店内のBGMも聞こえなくなるくらい大きな笑い声です。さらにそのほんの数分後にはまたもや新たな客が入ってきて、ほぼ満席です。
こんなところでは集中も出来ず、小説のネタなんて考えることが出来ません。
そんな折に注文したハンバーガーが届きました。一口食べたのですが、トマトの薄い皮が噛み切れず、思わず引っ張ってしまいました。当然のことながら、その拍子にパンと具がずれます。こうなってしまうとはみ出た具を落とさないように食べるのが大変なわけです。一口かじってはパンを修正し、ソースが口については慌てて口を拭きと、望み道理、ファーストフード店で苦悩した表情を浮かべることになってしまいました。想像してみてください。

午後9時過ぎ。夏に向かってドンドン暑くなる日のこと。
会社帰りのサラリーマンやカップル達で盛り上がるとある一軒のファーストフード店。
そこに、ハンバーガを食べるのに一人悪戦苦闘する19歳男、彼女ナシ。

電車の時間が刻々と近づく中、かなり慌てて食べましたが、なんとか食べ終えて駅に向かいました。
改札を抜けたところで、僕と同年代の男の人が時刻表を見て、「やべ〜」と言って走り出したのです。向かった先は明らかに僕と同じホーム。しかし、僕の時計では発車まで後5分もあります。それでも、もしかしたら間に合わないのかも?と僕も慌てて会談を駆け上りました。そしたら余裕で間に合いました。歩いても十分余裕だったと思います。食後の急な運動のせいでさらに苦悩に満ち溢れた表情をうかべるにし〜なのでした。その男には何が「やべ〜」だったのか問い詰めたいところです。

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西

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