小説:夏が死んでいる
2006年8月4日コメント (2)「この部屋は夏が死んでいる。」と彼女は言った。
今から3年前。僕が高校3年生だった時の夏、当時付き合っていた彼女を初めて僕の部屋に招いた日。
僕は朝から部屋に掃除機をかけ、隠すべきものは押入れの奥にきちんとしまい彼女を自分の部屋に招きいれた。
別に「綺麗な部屋だね」とかそういう類の言葉を期待していたわけではない。だが、入ってきた彼女の第一声が「この部屋は夏が死んでいる」というのには正直驚いた。
最初は意味が分からなかったが、良く考えた末にエアコンが効きすぎているのかと思い、「寒い?」と聞いたら「別に・・・」とだけ答えた。
もともと普段から変わった行動をとる女だった。彼女は僕より一つ年上であり、文芸部の先輩だった。彼女の卒業式の日に突然告白され、そのまま付き合うことになった。そして付き合い始めて丁度一年後に突然振られた。
あれから3年経った今になっても振られた理由も『夏が死んでいる』の意味も分からない。彼女は今、何処で何をしているのかも分からない。
僕は大学生になると同時に1人暮らしを始めた。去年の春には新しい彼女も出来た。
その彼女が勝手に僕の部屋に(彼女曰く可愛らしい)金魚の絵が書かれた風鈴をつけた。
それを見てふと思う。この部屋の夏は生きているのだろうか、それとも死んでいるのだろうかと・・・。
小説終わり。
念のために言っておきますが、上記の文章は小説ですよ。フィクションですよ。
ヤマなし、オチなし、ストーリーすら無いというショートショートです。HPに更新するのが面倒なのでブログに書いてみました。いずれ、きちんとHP上にも更新するつもりですが・・・。
正直、書いた本人である僕もこの作品を通して何が言いたいのか分かりません。誰か分かる人は僕に教えてください。
感想も是非書き込んでください。正直、こういう形の小説はあまりウケが良くないと思いますが・・・。
どんな非難めいた言葉でも大丈夫です。すでにありとあらゆるパターンに備えた言い訳を考えていますから。というのは嘘です。ちなみに僕は褒められると伸びるタイプです。
それでは感想待っています。
今から3年前。僕が高校3年生だった時の夏、当時付き合っていた彼女を初めて僕の部屋に招いた日。
僕は朝から部屋に掃除機をかけ、隠すべきものは押入れの奥にきちんとしまい彼女を自分の部屋に招きいれた。
別に「綺麗な部屋だね」とかそういう類の言葉を期待していたわけではない。だが、入ってきた彼女の第一声が「この部屋は夏が死んでいる」というのには正直驚いた。
最初は意味が分からなかったが、良く考えた末にエアコンが効きすぎているのかと思い、「寒い?」と聞いたら「別に・・・」とだけ答えた。
もともと普段から変わった行動をとる女だった。彼女は僕より一つ年上であり、文芸部の先輩だった。彼女の卒業式の日に突然告白され、そのまま付き合うことになった。そして付き合い始めて丁度一年後に突然振られた。
あれから3年経った今になっても振られた理由も『夏が死んでいる』の意味も分からない。彼女は今、何処で何をしているのかも分からない。
僕は大学生になると同時に1人暮らしを始めた。去年の春には新しい彼女も出来た。
その彼女が勝手に僕の部屋に(彼女曰く可愛らしい)金魚の絵が書かれた風鈴をつけた。
それを見てふと思う。この部屋の夏は生きているのだろうか、それとも死んでいるのだろうかと・・・。
小説終わり。
念のために言っておきますが、上記の文章は小説ですよ。フィクションですよ。
ヤマなし、オチなし、ストーリーすら無いというショートショートです。HPに更新するのが面倒なのでブログに書いてみました。いずれ、きちんとHP上にも更新するつもりですが・・・。
正直、書いた本人である僕もこの作品を通して何が言いたいのか分かりません。誰か分かる人は僕に教えてください。
感想も是非書き込んでください。正直、こういう形の小説はあまりウケが良くないと思いますが・・・。
どんな非難めいた言葉でも大丈夫です。すでにありとあらゆるパターンに備えた言い訳を考えていますから。というのは嘘です。ちなみに僕は褒められると伸びるタイプです。
それでは感想待っています。
コメント
「夏が死んでいる」って行った彼女の意図なんとなく分かるかも。私も「変な女」なので。こういう雰囲気だろうな、程度ですが・笑
どういう意味?って聞かれても「そういう意味」としか答えられませんし。
女性が始めて男性の部屋を訪れた時の第一声というか第一印象というか、それって相手に対する愛情の野生的直感(感情?)のような気がします。少なくとも私は。微笑
やっぱ殿方はニブイようですね。
文章滅裂ですみません。
『愛情の野性的直感』ですか。なるほど・・・。
今回の場合は、それが『夏が死んでいる』なのでかなりマイナスイメージなのですかね?
フォルテさんの記事を読んでからふと思ったのですが、新しい彼女も、やはり『夏が死んでいる』と感じたのかもしれませんね。だから風鈴を持ってきたと・・・。
全く僕には分からないのですが、女性にはそういう感覚があるものなのでしょうか?